明星大学 初等体育科教育法 1・2単位 合格レポート(2017)2018対応
レポート提出や科目終了試験の際に参考にしていただければと思います。
◯PB3060 初等体育科教育法 1単位、2単位 合格レポート(2017)
1単位目
小学校体育科の運動領域における学習内容の「技能(運動)」、「態度」、「思考・判断」それぞれについて具体的に詳しく説明すること。
2単位目
5年生における「陸上運動」領域のハードル走についての単元計画を作成せよ。
参考文献
①「新版 体育科教育学入門」高橋健夫・岡出美則・共添秀明・岩田靖著(大修館書店)
②「小学校学習指導要領解説 体育編」文部科学省(東洋館出版社)
PB3060初等体育科教育法
1単位目
小学校体育科の運動領域における学習内容の「技能(運動)」、「態度」、「思考・判断」それ
ぞれについて具体的に詳しく説明すること。
技能(運動)とは練習やトレーニングを繰り返し行うことで、技術が身についた状態、またはそ
の技術を用いて運動を遂行することのできる個人の能力このことである。例をあげると、水泳の
クロールが出来るのは技能であり、その技能は、水中で目を開く、体を水に浮かす、バタ足、手
ののかき、息つぎなどの総合的にバランスのとれた運動技術が働くことによってもたらされてい
る。
運動技能の向上は運動の楽しさや喜びを深めていくためには重要なものである。上記の運動技
術を運動技能とするためには、体力が必要となってくる。体力は一般的に調整力、筋力、持久力
の順に発達すると言われている。調整力は小学校3年生から5年生の頃に、筋力や持久力は高学
年から中学校にかけて急速に発達する。つまり、筋力や持久力が未発達な小学校低学年・中学年
は大きな筋力や持久力が必要な運動は避け、調整力を発達させるための多様な運動遊びを経験さ
せることが、将来の運動技...