日大通教 保険総論 分冊1 保険制度の意義について

閲覧数2,550
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日大通教 保険総論 分冊1  平成29・30年度報告課題合格リポートです。 【課題】「保険制度の意義について」 【参考文献】なし 【評価】 「少子高齢化、保険制度改革、大規模自然災害を取り上げて論考されている。今後の保険制度や保険業がどのように変化していくかに着目してください。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.保険制度の意義について
     保険制度について、経済学的な観点から定義すると「保険とは、保険者(生保・損保会社)が、一定の偶然な危険に対して所有財産の保障手段を確保しようとする多数の財産所有体を結集し、財産保障資金(保険資金)を形成するために、合理的で公平な計算に基づいて保険料(対価)を分担拠出させ、財産所有主体の経済活動を持続させる経済制度である」といえる。
     保険は損害保険(海上保険、火災保険、自動車保険、傷害保険、責任保険)、生命保険、社会保険等の種類に分類されている。
     現代社会において人々が財産を所有するということは、社会関係を支配できる手段を持つことになるため、財産所有者は、所有財産の保障手段を必要とする。
     保障の方法として、まず考えられるのは貯蓄であるが、より合理的・経済的に危険に対処する方法として保険が活用されている。この保障手段によって企業は利潤の継続的獲得が可能であり、家計は労働力の再生産が可能となる。
     保険制度は経済活動の表に出ることはないが、あらゆる経済活動を裏面から支える存在となっていて、保険制度がもたらす安心感が、様々な生産活動を促進させ、国内の生産力向...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。