評価はBでした。
【参考文献】
・待井和江「保育内容論 幼児教育科・保育科・保母養成課程用」<東京書籍 1995>
・森重敏「保育内容総論」<家政教育社 1992.10>
・西頭三雄児「保育内容総論」<福村出版 1983.4>
・高杉白子「保育内容総論」<東京書籍 1990.4>
・森上史朗「教育課程保育計画総論」<ミネルヴァ書房 1991.4>
保育計画とは保育課程と指導計画を合わせたものである。保育課程とは保育所保育指針に示されている保育の目標などを踏まえ、各保育所の方針や目標の独自性を合わせた子どもと保育者の活動計画の全体・骨組みを示す全体的計画である。計画にあたっては地域の実態、子どもの心身の発達、保育時間などをふまえどのような生活をし、どのように育つ事を願っているのか全職員が話し合いのもとで作成される。その時、年齢ごとにある領域別の発達の特徴をふまえその時期に必要な経験が得られるように道筋を明確にすることが大切である。かつ、子どもの発達の連続性、生活の連続性などを考慮した柔軟で、発展的なものであり、一貫性のあるものとなるように配慮することが重要である。
指導計画とは保育目標達成の為に示した保育課程に基づいて子どもにどのような活動を経験させたらよいのか、日々の保育が円滑に展開されるように、適切な指導の為に具体的な保育内容を計画する事である。指導計画はクラスごとに、毎年、クラス担当者が、担当する子どもの実態状況の把握と理解をしたうえで作成するものである。しかし、立てた指導計画が必ずしもその通りにはいかない事が多々あるが...