乳児保育 0、1、2歳児の発達の特徴

閲覧数3,170
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    参考文献
    ・木村美幸「保育所保育指針」<フレーベル館 2008.4.25>
    ・湯汲英史、小倉尚子、一松麻美子「保育に役立つ発達過程別の援助法」<日本文化科学社 2009.7.20>
    ・汐貝稔幸、小西行郎「乳児保育の基本」<フレーベル社 2007.12>
    ・本吉円子「乳児の発達と保育」<教育出版 1985.5.10>

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    近年では、3歳未満児の保育が増加している。この頃の子どもの発達はめざましく、月年齢別により子どもの成長、発達は大きく異なる。また、一生に大きな影響をもたらす基礎が形成されていくので発達の特徴、過程を十分に理解し保育を行う必要がある。そこで0、1、2歳児の発達を運動機能、言語機能、感覚機能及び機能の発達にわけ述べる。

    新生児の運動機能は反射運動がみられるが次第に消滅していく。生後4か月頃までに首がすわり、5か月頃になると手足の動きが盛んになる。6か月頃には寝返りが出来るようになる。7~8カ月頃にはお座り、9、10カ月頃には、ハイハイで移動が出来るようになる。ハイハイを通して手全体で体重を支える経験を通し、物を握る為に必要な力も得ていく。そして、つかまり立ちが出来るようになる。1歳3か月頃になると、立つ、つたい歩きができるようになり行動範囲が広がる。歩き始めた頃の歩行は不安定だが、1歳6か月頃から安定し、階段や高い所に上るようになる。2歳頃には、走る、跳ぶなどの基本的な運動機能が発達して行動範囲を拡大させ、探索意欲も増し動きが活発になる。

    手先の運動については、生後3か月頃までは、寝て...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。