満点の採点をもらったレポートです。
エリク・エリクソンは、自らを「深刻化したアイデンティティ・クライシスに悩まされていた1)」といい、いつもアイデンティティ問題に悩まされていた。そのため、精神分析の研究を進める中でアンナ・フロイトに師事し、精神分析医としての訓練を受け、児童精神分析医となるに至る。エリクソンは、こうした経緯から心理社会的発達論においても「アイデンティティ」の重要性を説いている。
エリクソンは、人間の人格はあらかじめ定まった8つの段階に沿って展開し進展するとし、この成長過程においては、遺伝的影響と環境からの影響との相互作用が含まれるとする。
乳児期においては、「信頼か不信か」という感情を形成する。生後1年間...