参考資料としてお使いください。
S0837 知的障害教育Ⅱ 第 1 設題
(1)
知的障害児の就労を目的とした指導内容はいかにあるべきか、自立活動
の 6 領域 26 項 目を 活用し ながら 具体的 に述べ よ。
現在、障害があるものも障害がないものと同等に生活し、活動する社
会の実現は重要な課題となっている。このような社会が実現するために
は、その 能力 と適性 に応じ た雇用 の場 に就き 、地域 で自立し た生活 を送
ることができるような体制が用意される必要がある。障害者の職業を通
した社会生活を可能にすることは、彼らの自己実現に向けての大きな柱
となるのである。今回のレポートでは知的障害児の焦点を当てながら、
彼 らの就 労を 目的と した指 導内容 の あり方に ついて 述べてい く。
就労形態は大きく2つに分かれる。まず「福祉的就労」は、一般の就
業が困難な障害のある人に対する就労の機会として、授産施設や福祉工
場 等を整 備し、彼ら の社会 参加を 支援し ている 就労 形態であ る。次 に「一
般就労」とは、一般の事業(民間企業など)に就く就労形態である。こ
れについ...