発達障害児の特徴を障害種別(LD・ADHD・自閉スペクトラム症)に要約し、その特性上起こりうる心理的問題について述べた内容
発達障害児の特徴を障害種別(LD・ADHD・自閉スペクトラム症)に要約し、その特性上起こりうる心理的問題について述べなさい。
LD(学習障害)の特徴は、全般的な知的発達に遅れがなく、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論するなどの能力のうち一つまたは複数において、習得や使用に著しい困難を示す様々な状態の特性である。この特性を持つ子どもは、目や耳からなどの感覚器からの情報が脳にスムーズに伝わらず、例えば、読み書きなどが苦手の場合、話しことばの発達の遅れ、文字を飛ばして読む、「れ」と「わ」のように形の似た文字を書き間違えるなど国語の学習や記憶することが苦手の場合、計算の繰り上がりや繰り下がりなを覚えられない、推論が苦手など算数の学習で成績が悪くなるなどの個人内差が存在する。
特性上起こりうる心理的問題として、小学校の低学年のころはなんとか授業にについていけたとしても、年齢が上がるにつれて授業についていくことが困難になる。子ども本人は、一生懸命に努力して勉強をしても効果は少なく、自信を失うこととなる。また、周りの人たちがこの障害を気づかない場合、勉強を怠けていると捉えてしまい例えば、...