東北福祉大学 児童・家庭福祉論 1単位目

閲覧数2,302
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日本における子ども虐待の現状とその対策についての内容

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    課題名「子ども虐待の現状と対策」

    日本における子ども虐待の現状とその対策について述べよ。
    子ども虐待の現状は、厚生労働省が発表した「児童相談所での児童虐待相談対応件数」によれば、2014(平成26)年度に児童相談所に寄せられた虐待の相談件数は速報値で8万8,931件であった。過去最多を記録する増加傾向にある。

    この児童虐待には、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待があり、今までは身体的虐待の次にネグレクトの割合が多かったが、平成25年8月に「子ども虐待対応の手引き」が改正されて以来、心理的虐待の割合が増えている。それは児童が同居する家庭において、兄弟間での差別的扱いや子どもの目の前で家族に対して暴力をふるうことも含まれるようになったためである。実際に「配偶者暴力相談支援センターにおける相談件数」や「警察における配偶者からの暴力事案等の認知件数」によると年々増加傾向である。また、児童虐待によって子どもが死亡した件数も高い水準で推移している。この虐待をしている主な虐待者は、実母親が約6割、実父親が約3割と育児にかかわっている人が多くなっている。その原因は地域社会との希薄化や親類...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。