経済学概論 分冊2

閲覧数2,865
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    合格レポートになります。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    IS-LMモデルを用いて、財政政策による政府支出の増加が国民所得に与える影響を、投資の利子弾力性のケースと投資の利子非弾力のケースについて説明しなさい。
     はじめにIS-LMモデルとは、財市場と貨幣市場の国民所得と利子率の関係から、均衡について分析する方法のことである。IS曲線とは、財市場において、国民所得と利子率の均衡について示したもので、Iは投資、Sは貯蓄を表している。利子率が低下することによって、投資に必要な資金が借りやすくなる。つまり、利子率の低下は投資の増加につながる。これは需要が増加したことになるため、総需要と総供給の増加も考えられる。利子率の低下によって国民所得が増加することをグラフで表したものである。次にLM曲線とは、貨幣市場において、国民所得と利子率の均衡について示したもので、Lは貨幣需要、Mは貨幣供給を表している。貨幣需要と貨幣供給が一致したところで、貨幣の需給量と貨幣の価格が決まる。国民所得が増加することで、利子率も増加することにつながる。それをグラフで表したものである。

     IS-LM分析は、財市場と貨幣市場が関係しあっている。財市場では、どちらかの市場だけで所...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。