合格レポートになります。
問題1 国際社会を客観的に分析するための基本的な心構えについて述べなさい。
問題2 近代国際システムの原型とされているウエストファリア体制と現代の国際システムとを比較して、類似点と相違点について述べなさい。
国際社会を客観的に分析するために、国際社会の歴史や現在の状況について、自分の考えや誰かの考えで述べるのではなく、社会科学の視点が欠かせないと考える。政治、経済、国民、他国との関係について、その国がどのような歴史を歩み、どのように生活し、どのような活動によって現代に至っているのか、個々の知識や情報などを関連付けながらまとめていき、客観性を持ってとらえていくことが重要視されると考える。
私たちの生活は、何かしらの集団に所属していることになる。日本について考えると、国民・主権・領域の要素があり、政治が機能している国であるが、そうではない国も存在している。これを基準にして、他国について優劣をつけるのではなく、比較して考えた時に、対等であり、外部の人間が相手の文化について批評するのではなく、文化等の違いが相手の価値観であると考える文化相対主義の視点が重要となる。もし自分自身の考えや好み含...