地理歴史科教育法Ⅱ 分冊1

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    資料紹介

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    【報告課題】
     ②授業時における教案(時案)は、教師自らの指導案研究を経て組み上げられることが望ましく、各単元や項目に関する教案のヒナ型などは存在しない。そこには、教師の地理的な能力が具現化されるとともに、生徒の地理への興味関心にまで影響をもたらす。これらを認識した上で、各自が一段減(50分授業)を想定した時案を展開させること。なお、扱うテーマは、教科書(高校)や学習指導要領から任意に選出すること。

     生徒の地理への興味や関心に影響を与えるために扱うテーマとして、高等学校学習指導要領(地理歴史)の地理Aに示されている「(2)地域性を踏まえてとらえる現代世界の課題」を単元として、その中にある「イ 地球的課題の地理的考察」を選出する。この単元では、さらに「(ア)諸地域からみた地球的課題」と「(イ)近隣諸国や日本が取り組む地球的課題と国際協力」が設定されている。その中から、(ア)に関係する「世界の人口問題」について授業で取り扱いたいと考える。この授業計画として、世界の人口問題は全4時間として扱い、本時はその1時間目として授業を展開する。本時以外について、2時間目は人口の増加がその国に与えた...

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