中央大学 法学部 通信教育課程 2016年 民法3 第1課題

閲覧数1,493
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    法学中央大学法学部民法

    代表キーワード

    中央大学民法法学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    問題

    次の概念について、それぞれ300字程度で説明しなさい

    (1)制限種類債権

    (2)自然債務

    (3)債権の準占有者

    (4)電子記録債権

    (5)賃金等根保証契約
    制限種類債権

    種類債権とは、一定の種類に属する物の一定量の引き渡しを目的とする債権をいう。特定債権とは異なり個々の物の個性には着目しないため、同種の物が市場に存在する限り履行不能とはならない点に特徴がある。種類債権の中に、制限種類債権という概念を観念し得るというのが、従来の一般的な考え方である(最判昭和30年10月18日民集9巻11号1642頁も同概念の存在を認めている)。これは、当事者の合意によって、目的物が限定された範囲の種類物となっている場合を意味する。しかし、分類に対する批判も有力である。履行不能となるか否かは、「契約当事者の意思がいかなる範囲の中から給付することに向けられていたのか」ということを基準に決定すべきであるという主張がある。
    自然債務

    自然債務とは、給付保持力しかもたず、訴求力、執行力をもたない債務のことである。給付保持力とは、債務者が任意に債務を履行した場合、債権者がその給付を適法の受領・...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。