佛教大学 Q0705 国際政治学 第二設題【2017年度 B判定 合格 リポート】

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    資料紹介

    佛教大学通信課程でのリポートです。2017年度にB判定で合格しました。
    コード:Q0705(コードが異なっていても、設題が同様の場合はご参考にしていただけるかと思います。)
    あくまでも、リポートの構成等の参考用としてご利用ください。丸写しは一切禁止されていますので、十分にご注意ください。学習の参考にしていただければ幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    勢力均衡論とはどういった概念であるのか、ウェストファリア体制成立後から第一次世界大戦までの期間における欧州国際政治の例を用いて述べよ。
    はじめに
     国際政治学には「リアリズム」と「リベラリズム」という2つの大きな理論が存在する。「リアリズム」は、国家は自国の国益を保持するために勢力を駆使し、権力闘争を繰り返すという理論である。一方「リベラリズム」では、人間には理性が備わっており、国際組織等を設立し戦争を違法化することで権力闘争は回避できると考える。19世紀までの国際政治では国家間の対立を解決する最終手段として戦争を容認する考え方が支配的であり、「リアリズム」が主流であった。第一次世界大戦までの戦争は軍人が戦場で戦うものであり、一般市民が犠牲になることは少なかった。しかし、第一次世界大戦は総力戦となり、国内の物的資源は戦争のために使用され一般市民も多く犠牲となった。このような歴史的背景から、勢力によってすべてを解決せずとも平和を求めようとする動きから「リベラリズム」は生まれた。17世紀中頃のヨーロッパでは、長く続く宗教戦争を終結させ国家同士がどのような関係を結べば戦争を回避し平和が保たれ...

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