保育園・幼稚園教育と家庭教育概論「 保育園か幼稚園を選んで、その歴史的変遷について述べる。」

閲覧数1,520
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     明治政府は日本の教育を近代的な組織にし、教育に対する全国的な統制の基礎を作るために、1872年に学生を公布した。学制では、学校を大学、中学、小学の大きく3つにわけ、その中の小学のなかに、6歳までの子で小学校に入る前のことの始まりを教える「幼稚小学」を位置づけた。しかし、この内容は明らかにされず、幼稚小学が設置されることはなかった。
     そのため、日本で最初に幼稚園が設立されたのは、1876年に政府の力で創設された東京女子師範学校附属幼稚園である。続いて、1880年に日本で最初の私立幼稚園、桜井女子校附属幼稚園が設立された。この中に、小学校教員や、適性の婦女の保母を代行させたりした、簡易幼稚園のモデルを作ったが、普及しなかった。
     1899年日本最初の幼稚園に関する単独法令として「幼稚園保育乃設備規定」が制定された。ここには、入園年齢、保育時間、保母一人の受け持ち人数、保育の要旨、保育項目、設備など当時の幼稚園の基準の骨格が明示されている。その中の、保育項目は遊戯、唱歌、談話、手技の4つとされている。このころから、保育項目の中に「遊戯」があるのは、前から「遊ぶ」ことによってまた、遊び...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。