教材名
『記録すること、表現すること』、川田順造、精選現代文改訂版(2013年、筑摩書房)収録
学習目標
①要旨を掴む
②自分自身とテキストを結び付けて考える。
学習指導の展開
時間 学習活動 指導上の留意点と評価 0 ①本文の語句の意味を辞書などで調べる。 ・意味を正確に捉えられていないであろう語句をプリントにまとめ、それを課題として配布する。
◇丁寧に取り組んでいるか。 1 ①全文を通して読み、文章全体を二つの意味段落に分ける。
②筆者の「ことばになることを拒む内奥の体験に表現を与えること、つまり主観だけになってしまったものに表現の上で客観性を与えること」という表現について、自分の考えをまとめる。
③小グループを作り、自分の意見を発表する。 ・筆者がどのような意図で具体例を示しているかを確認する。
・生徒自身の日常生活に関連付けて考えさせる。新聞やテレビ、インターネット上のニュースを参考にして具体例を探させる。
・他の人の発表に触れ、自身の発表内容を相対化・客観化させる。
◇テキストを自分の実生活と関連付けることができているか。
◇筆者の意図を理解できているか。 2 ①本文を精読し...