平成29・30年度の報告課題です。
いろいろな資料を参考にして作成しました。
ABC評価はなかったですが、評価の高いコメントをいただけました。
なぜ子どもの育った環境による学業達成に格差が生じるのか、あるいは格差が縮小可能な
のか、 家庭の中での働きかけ、学校教育現場での働きかけの双方の観点から、あなたが
体験あるいは見聞した具体例を紹介して、テキストに載っている理論を使用して説明せよ。
<ポイント>テキストに載っている教育社会学の理論の意味を理解し、具体的な教育実践の
分析に応用すること。
<キーワード>階層(階級) 教師 家庭 教育内容
PISAの OECDの国際テストによる学力調査結果では、日本は2000年度、「高得点グル
ープも低得点グループも平均点を上回るフィンランド型であった。しかし、2003年度
は「高得点グループは平均点以上、低得点グループは平均点以下」というアメリカ型であ
った。つまり、日本の学力は高い層はより高く、低い層はより低くなるという二極化によ
り、全体の学力平均を下げてしまっているのである。そしてその背景には、生徒の階級・
階層的な違い、「生徒の社会経済文化的背景」があるとみられる。
1990年代のバブル崩壊以降、IT 化・グローバル化により、世界の経済は大きく変わ
った。多国籍企業化を推進...