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Z１１０３ 教育心理学１ 第 1 設題
（１）
第１設題 児 童期、青年期 におい て社 会的認 知（社 会性の発達、対 人関
係（親・仲間）の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまと
めよ。
小宮山栄一による発達段階の区分に従い、このレポートでは児童期と
は小学生、青 年期を 中学生 から２ ０歳 までと して社 会的認 知と自己 意識
の変化に つい て以下 に述べ る。
児童期 では 小学校入学と いう新 しい 生活環 境から の不安 からまず 、 学
校集団のリーダーであ る教師 との関 係を結 び依 存しよ うと する。し かし 、
次第に子 供同 士の結 びつき を積極 的に 求める ように なる。 やがて、 児童
の仲間関係が心理的に占める割合は親と教師を超えるものとなる。小学
校中学年くらいからは子供同士の活発な活動が見られ、ギャング・エイ
ジと呼ばれる時期を迎える。この時期は同性の５−８名でなる強い結び
つきのメンバーで構成されており、集団の絆を深めようと同じ服装や持
ち物、自分たちだけのルールや隠語を作る。大人には干渉されない秘...

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