資料紹介

佛教大学　生徒指導・進路指導の研究（初等）設題１
B評価でした。
カウンセリング・マインドを持って対応していくことが求められる点へも詳細に言及すること、また具体的な事例への対応の論述部分とバランスよく配分するようにとのコメントをいただきました。
参考にしていただければと思います。

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小学校において教育相談を行う場合、どのような点に注意しなければならないか、いじめ不登校のいずれかを取り上げて説明しなさい。
教育相談（educational counseling）とは一人ひとりの児童・生徒の教育上の諸問題について、本人またはその親、教師などに、その望ましいあり方について助言指導することであり、個人のもつ悩みや困難の解決を援助することにより、その生活によく適応させ、人格の成長への援助を図るものである。担任教員が行う学業相談や、進路相談は、「開発的教育相談」と呼ばれる。また、カウンセラーの行うカウンセリングは、すでに問題を抱えた子どもに対して心のケアとして行われる「治療的教育相談活動」であり、これは適応相談とも呼ばれ、様々な問題を抱えた子どもに治療的に関わり、問題解決と日常生活や社会生活への適応、人格的成長を目指すものである。さらに、不登校、いじめなどの問題が起こらないように教師が子どもたちに働きかけたり、問題の兆候が見られた時点で問題が大きくなる前にケアを行う「予防的教育相談」も重要な教育相談活動である。教育相談は問題を抱えた児童・生徒のみが対象ではなく、すべての児童・...

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