地域福祉の理論と方法 地域福祉における住民参加の意義と課題

閲覧数3,122
ダウンロード数21
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    地域福祉における住民参加の意義と課題について自分自身の考えを
    論述しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     わが国では社会福祉制度が成熟してきたにもかかわらず、公的な制度だけで対応しきれないという問題が多々散見されるようになった。住民の安心と安全を生活圏域で守り、地域での自立生活を支援するためには、行政と住民の協同が必要である。
     なお地域福祉における住民とは、地理的な範囲に限定されながらも、その地域の生活者として市民的な主体性をもった街づくりを担う人々として期待されている。また地域福祉と住民の関係は住民の主体性を促進し、さらにその住民は地域福祉を促進するという相関関係にある。この地域福祉における住民の主体性は、今日的な地域福祉の状況、すなわち、
    地方分権化時代の地方自治を基盤とした地域福祉と福祉サービスの利用契約時代の地域福祉という背景からは、特に、福祉のまちづくりに参加する主体と福祉サービスを利用する主体の二つの主体性が問われている。
     なお地域福祉における住民参加とは、ソーシャルインクルージョンを目指した「共感」
    への参加を目指すもので、その共感を広げながら、当事者の生活問題を同じ地域住民に起きている問題として共有化し、制度では対応できない新たなニーズに対しても自発的に問題解決の方法...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。