佛教大学 M6108 日本漢文入門 第1設題 A判定

閲覧数2,893
ダウンロード数29
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学 日本漢文入門M6108の第1設題のレポートになります。 A判定をいただいているので、勉強の参考にどうぞ。 参考文献: 近藤春雄(一九五二)『漢文学び方の基礎(改訂版)』武蔵野書院.

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本文学における「漢文」の特徴を概説せよ。
    ○漢文とは
    漢文とは、ブリタニカ国際大百科事典によると「古代の漢民族において発達し,現代まで伝承されている漢字による文字言語およびそれで書かれた言語作品。」であり、「漢文は朝鮮、日本、安南にまで広まり、使用され、言語作品が作成された。日本には、古く大陸からの渡来者がもたらしたが、次第にその外国語である中国語に返り点、送りがなをつけ、日本語文語文に翻訳しながら読む訓読法が発達し、固定化するようになった。」とある。
    ○「かな」と漢字
    弥生時代の日本祖語は、古墳時代に入って、琉球語と日本語とに分かれたとみられるが、当時、日本語にはまだ文字はなかった。日本人が文字で言語を記すことを学び知るのは、早くても四世紀末か五世紀初、それ以後のこととされている。そして、その文字こそが、中国の江南地方から学んだ漢字である。日本で今でも「呉音」と言っている字音が、そのはじめて知った文字の発音であり、それは中国の南朝劉宋と修貢関係をもったことによるものである。
    魏志の倭人伝には、倭王武の上表が録されているが、彼は史を置いて韓人に記録をはじめさせたとされている。そして、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。