佛教大学社会学概論B判定レポートです。
2018年度に提出し、合格もらっています。
文部科学省発行の学習指導要領を参考文献とし書いています。
難しい設題でお困りの方ぜひどうぞ。
不正に対してペナルティがありますので、参考程度でお願いします。
本テキストで述べる社会科授業の基本構造について説明し、平成29年版学習指導要領における社会科の教科目標との関連を考察しなさい。また基本構造に基づく社会科授業のあり方について、幾つかの理論に触れつつ具体的な授業事例をあげて説明しなさい。
1.はじめに
社会科授業のあるべき姿とはどのようなものか、具体的にどのような社会科授業が求められているのか。これは長年多くの教師や研究者が問続けてきたことである。リポートでは、社会科授業の基本構造を知り、平成29年版学習指導要領との関連を考察していく。その後、考察を元に具体的な授業案を提案し社会科授業のありかたを追求していく。
2.社会科授業の基本構造
ここからはまず、社会科とはどのようなものかについて『社会科固有の授業理論』に基づき確認していく。
近年は、活動中心の生活科・総合的学習により認識内容が欠落してきている。合科することによって社会科も認識内容を減らしてしまうのではなく、「社会科は内容教科である」という社会科教育の基本を再確認するべきであると岩田(2001)は本書の中で指摘している。学校を終了すれば、自動的に社会に出されてしまう。子...