レポートを作成する際には、図書館で最新・最適の参考文献・資料を探しました。
また、公官庁のデータも、レポート作成時点において、最新のデータを用いています。
さらに、誤字や脱字、文章構成についても細心の注意を払い、そうした形式面でのミスは
最小限度に抑えています!
レポートで何を書いていいのか分からない方や、
なかなかレポート作成のための時間を作れない社会人の方、
私の資料が、社会福祉士を含む福祉専門職を目指す、
通信教育学生(特に社会人!)の方の勉学の一助になれば幸いです!
「相談援助におけるグループワークの持つ意味とその展開過程について説明せよ。」
1.集団とグループワークの関係性
我々は、その生涯に渡り常に他者とのかかわりとの中で生きている。ここでいう他者には、家族や近隣住民といった比較的身近な存在から、会社等に代表される任意に集まった集団まで幅広く含まれる。こうした様々な形態・性質をもつ「集団」は、個人の思考や価値観に多大な影響を与えるものであり、人は、集団との相互作用の中で、社会的アイデンティティや役割、行動様式を身に付けていく。
相談援助におけるグループワークは、上記のような自然発生的・人為的に形成された小集団(グループ)を意図的に利用し、集団の持つ相互作用を活用することを通じて、個々のメンバー及びグループ全体が直面している問題解決のために、ソーシャルワーカー等が側面的な支援を行うソーシャルワーク実践の1つと位置付けることができよう。
2.ライフサイクルとグループの関係性
アメリカの発達心理学者であったエリクソンは、人間の生涯を8つの段階(乳児期、幼児期(前期・後期)、児童期、青年期、成人期、壮年期、及び老年期)に分け、それを「ライ...