連関資料 :: 磁性

資料:6件

  • フェライト磁性体の合成
  • 目的と概要) フェライトは、一般式M2+O・FO3で示される2価の金属Mの亜鉄酸塩の総称で、Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Mg,Zn,Cdなどの場合に強磁性を示し、いずれもスピネル型結晶構造を持つ。電気抵抗が大きく、高周波磁性材料として極めて有用な無機材料である。本実験では、溶液からの沈殿合成法により、亜鉛フェライトを合成してその磁性を調べる事で、溶液法による無機固体材料の合成と磁性体の特質について理解する事を目的とした。 鉄及び亜鉛フェライトの合成 ⇒ XRD測定 ⇒ IR測定  ⇒ 磁気天秤による磁化率の測定 ⇒ 磁化の確認 原理) 亜鉛フェライトについて) 亜鉛フェライトはM2+O・FeO3のMにZn2+が入っているものである。 フェライトには外部の磁場に応答しやすい「ソフト」なフェライトと、永久磁石に相当する「ハード」なフェライトがあるが、亜鉛フェライトは典型的なソフトなフェライトである。 スピネル型結晶構造について) A 陽イオンはダイヤモンド型の配置をとり、単位格子の隅と面心および、オクタンとの半分を占める。オクタントには2種類あり、Ⅰ型オクタントでは、Aイオンが隅の半分と
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  • 磁性 履歴曲線 ヒステリシス曲線
  • ?ヒステリシス曲線  材料がもつ様々な磁性を知ることができる。  保磁力Hcの大きな磁性材料を硬磁性材料と呼び、永久磁石材料として応用される。残留磁束密度Brが大きくHcが大きなほど、蓄えられる磁気エネルギーが大きくよい永久磁石となる。保磁力の小さな磁性体を軟磁性材料と呼ぶ.変圧器(トランス)の磁心(コア)や磁気記録用の記録磁気ヘッドなどにおいては、保磁力が小さく、磁界(電流)と磁束密度との間の比例係数(初透磁率)が大きくなければならない。 ?初透磁率  最初磁場のない状態で、微小な磁場Hが加わったとき、どれだけの磁束密度Bが生じるかという係数が初透磁率である。
  • レポート 理工学 ヒステリシス曲線 履歴曲線 磁化率 透磁率
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