利得 (電気工学)

閲覧数576
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 全体公開

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容

    利得 (電気工学)
    利得(りとく、英語:
    gain)とは、電気回路における入力と出力の比のことである。英語のままゲインとも呼ばれる。

    一般的な利得という言葉と異なり、出力の方が入力よりも小さい場合も利得と呼ぶ。その場合、利
    得を1より小さい値で表す。デシベルならば 0 dB 以下となる。

    電圧であれば電圧利得、電流であれば電流利得と呼ぶ。しかし、断りなく利得と書いてある場合は
    、一般的に電力の利得(電力利得)をさす。比なので、単位をつけずに表す。
    電気工学では、常用対数を10倍にしたデシベルで表すことが多い。ただし、電力を基準にしている
    ため、電圧で計算する場合は20倍となる。電力以外で考える場合には、比較する場所双方のインピ
    ーダンスが等しいことが前提になってはいるが、慣習的に入出力でインピーダンスの異なる回路に
    おいても、換算せずにそのままの電圧比の常用対数の20倍をデシベルで表して、その回路の電圧利
    得とすることもしばしば行われている。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。