連関資料 :: 骨材

資料:4件

  • のふるい分け試験
  • 1.試験の目的 骨材の粒度、粗粒率、粗骨材の最大寸法などを調べるために行う。 コンクリート用骨材注1)としての工事への使用の適否や混合骨材の適当な割合の決定などの資料が得られる。 コンクリートの配合設計における、細骨材率、単位水量、空気量などの決定、骨材の品質管理などに必要である。 構造用軽量骨材を含む。 実験方法 使用機器 はかり(資料前質量の0.1%以上の精度をもつもの)注2) ふるい (ふるいの呼び寸法(公称寸法)が10mm,5mm,2.5mm.1.2mm0.6mm,0.3mm0.15mmの網ふるいとする。) 乾燥機(排気口があるもので、105±5℃に保持できるもの) 試料分取機 その他:鉄板、さじ、ショベル、平皿バット、電子てんびん、ふるい掃除用のはけ 注2) 試料前質量が500gとすると、500×1÷1000=0.5gとなり感量0.5gとなる。感量とは、はかりの検知し得る最小の量をいう。 試料の準備 試料は、代表的な骨材を採取し、試料分取機と電子てんびんによって、ほぼ所定量となるまで、縮分する注3)。 注3) 試料は本来、乾燥する前に所定量にすることが望ましい。乾燥させると細かい粒子などが分離しやすくなるためである。しかし、今回の実験は時間の関係で乾燥後に縮分した。 実験手順 試験は図1に示す手順により行う。 注4) この場合の計量はおおよその規定量だけに縮分した試料を正確に測るだけでよく、端数を処理したきりのよい量に無理に調整することは、試料の平均の特性を変えることになるので、むしろ好ましくない。 注5) 0.15、0.3、0.6、1.2、2.5、5、10mmの1組のふるいを使用する。 注6) ふるい網の破れたものや、ふるい目の開いたものがないか点検し、ふるい目につまった粒があるときは削除する。 注7)  ふるい分け作業は、ふるいに上下動および水平動を与えて試料を揺れ動かし、試料が絶えずふるい面を均等に運動するようにする。手で行う場合は、ふるいを水平に揺り動かしながら片方の手にふるいを軽くぶつけて振動を与えるようにする。この動作は、ふるいをときどき回して行う。 注8) 1分間の通過量が1%以下になったかどうかを確かめるには、改めて平皿バットの上で時間を定めてふるい、通過質量ととどまる質量をはかればよい。 Mr= A√d 300 5mmより小さいふるいでは、ふるい作業が終わった地点で、各ふるいにとどまるものが次の値を超えてはならない。          ここに、Mr:各ふるいにとどまるものの質量(g)                     A:ふるいの面積(mm2)                     d:ふるいの呼び寸法(mm)                 各ふるいのいずれかが、この量を超える場合は、次の分割操作のうち1つを行う。 その部分の試料を、規定した最大質量より小さくなるようにわけ、これらを次々にふるいにかける。 5mmふるいを通過する試料を試料分取機によって縮分し、縮分した試料についてふるいわけを行う。 注10)  ふるい目につまった粒は、そのふるいにとどまった試料とみなす。それらの粒は網ふるいの針金の太さに応じて、硬軟のワイヤブラシを用い、ふるい網の外側から軽くこすったりおしたりして、ふるいを損傷させないように注意して取り出す。 注11)  各ふるいにとどまる試料の質量を求めるには、まず用いた最大ふるい目のふるいにとどまったものの質量をはかり、これにその次のふるいにとどまったものを加えて累加質量をはかる。以上の作
  • レポート 建築学 骨材 ふるい分け 試験 実験 材料
  • 550 販売中 2007/02/03
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  • の密度及び吸水率試験
  • 試験の目的 コンクリートの配合設計では、骨材粒の内部が水で飽和された状態で骨材粒を占める容積が必要となるので、表面乾燥飽水状態(飽和状態)の密度が必要となる。 骨材の密度はコンクリートの単位容積質量の目安となり、骨材自身の強さや吸水率も類推できる 現場や試験室において、空気中乾燥状態(気乾状態)の粗骨材を用いる場合、気乾状態における含水率や吸水率によって補正計算を行い、現場配合における細骨材量と使用水量を求めることもできる。 吸水率は骨材内部の隙間の程度を表し、骨材の良否を判定する目安となる。 実験方法 使用機器 はかり(ひょう量5kg以上で、試料質量の0.02%以下の目量または感量が0.5g、もしくはこれよりよいものとする。秤の構造は、皿の中心から直径3mm以下の金属線でかごを吊るし、試料の水中における見掛けの水量がはかれるものとする。 金網かご(直径約20cm、高さ約20cmで目開き3mm以下のもの) 水槽(金網かごが入る大きさのもので、水位を一定の保つ装置があるもの) 電気恒温乾燥機 その他:デジケータ、試料入れバット、吸水性のよい布 試料の準備  試料は呼び寸法4.75mmの網ふるいにとどまる代表的粗骨材を採取し、四分法または試料分収器によって、ほぼ所定量になるまでこれを縮分する。  試験1回に用いる試料の最小質量は粗骨材の最大寸法(ミリメートル表示)の0.1倍をキログラム表示した量とする。軽量骨材については次表によりおおよその試料質量を定める。 Mmin= dmax×De 25 ここに、     Mmin:試料の最小質量(kg)                      dmax:粗骨材の最大寸法(mm) De:粗骨材の推定密度(kg/cm3)  試料は十分洗って、粒の表面についているごみその他を取り除き、20±5℃の水中で24時間吸水させる。 実験手順 試験は、図1に示す手順により行う。 水中における見掛けの質量の測定は、水の温度を20±5℃とし、水槽中の水位を常に一定に保つために、溢流口からオーバーフローさせるとよい。また、骨材表面や粒の間の気泡を除去するために、水中で試料の入った金網かごを数回上下に動かすとよい。  表乾状態の試料の空気中質量の測定は、試料が気乾状態へと変化していくので、迅速に行わないと誤差の原因になりやすい。 結果の整理  粗骨材の表面乾燥飽和状態における密度、絶対乾燥状態における密度及び吸水率は次の式によって計算し、JIS Z 8401(数値の丸め方)によって小数点以下2けたに丸める。 mw= mt-mb Ds= ρw×ms ms-mw DD= ρw×mD mD Q= ms-mD ×100 mD          ここで、Ds:表乾密度 DD:絶乾密度 Q:吸水率(%) ms:表乾状態の試料の質量(g) mw:表乾密度の試料の水中における見掛けの質量(g) mD:乾燥後の試料の質量(g) ρW:試験温度における水の密度(g/cm3)。純水では、15℃で09991、20℃で0.9982、25℃で0.9970である。  試験は同時に採取した試料について2回行い、その平均値を取る。  試験結果の精度は、平均値からの偏差で表し、密度試験の場合は0.01g/cm3以下、吸水率試験の場合は0.03%以下でなければならない。 実験結果 実験名 粗骨材の密度及び吸水率試験 JIS A 1110 試験日 平成17年6月17日金曜日       天候 晴れ 試験日の状態 室温(℃) 湿度(%) 水温(℃) 乾燥温度 28 78
  • レポート 建築学 粗骨材 密度 吸水率 試験
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  • の密度および吸水率試験
  • 試験の目的 コンクリートの配合設計では、骨材粒の内部が水で飽和された状態で骨材粒を占める容積が必要となるので、表面乾燥飽水状態(飽和状態)の密度が必要となる。 骨材の密度はコンクリートの単位容積質量の目安となり、骨材自身の強さや吸水率も類推できる 現場や試験室において、空気中乾燥状態(気乾状態)の細骨材を用いる場合、気乾状態における含水率や吸水率によって補正計算を行い、現場配合における細骨材量と使用水量を求めることもできる。 吸水率は骨材内部の隙間の程度を表し、骨材の良否を判定する目安となる。 実験方法 使用機器 はかり(ひょう量2kg以上で、目量または感量が0.1g、もしくはこれよりよいものとする。) ピクノメータ    フラスコ又は他の適切な容器(ピクノメータと呼ぶ)は、非吸水性の材料で、細骨材の試料が容易に入れられ、その容量を±0.1%以内で測定できるものとする。また、キャリブレーションされた容量を示す印までの容積は試料を収容するのに必要な容積の1.5倍以上で3倍を超えないものとする。キャリブレーションされた容量としては、500mℓとすることが多い。 表乾状態測定用フローコーンおよび突き棒    金属製のフローコーン(上面内径40±3mm、底面内径90±3mm、高さ25±3mm、厚さ4mm以上)、突き棒(質量340±15g、一端が直径25±3mmの円形断面) 乾燥機(排気口のあるもので、105±5℃に保持できるもの) 恒温水槽(20±5℃) 試料分取器 その他:デジケータ、試料入れバット、ピペット、漏斗、ドライヤー、噴霧器 試料の準備 代表的なものを採取し、四分法または試料分取器で約1000g注1)をとり、噴霧器で水をまんべんなく試料にふきかける。 細骨材の表面がまだいくぶん湿っている状態のときから、細骨材をフローコーンにゆるくつめ、上面を平らにならした後、突き棒で25回軽く突き注2)、フローコーンを静かに鉛直に引き上げる注3)。なお、突き固めた後、残った空間を再度満たしてはならない。 このとき、細骨材の形のままであればまだ湿潤状態であるので、乾燥を続けながら、(2)の操作を繰り返す注4)(写真1参照)。 細骨材のコーンが初めてスランプしたとき、表乾状態であるとする注5)(写真1参照)。 写真1 表乾状態の試料を約500gずつに2分し、密度と吸水率の1回分の試験の試料とする注6)。 この1000gの試料は密度と吸水率試験の1回分の試料となる。試験はそれぞれ2回行うので、試料約1000gを2組準備し、別々の容器に分けて実験すると良い。 突き棒での突き方は、突き棒の重量のみで行い、力を作用させてはならない(写真2)参照。 写真2 もし最初にフローコーンを引き上げたときに、細骨材のコーンがスランプしたら、表乾状態より乾きすぎているので、噴霧器で少量の水を加え、よく混ぜて、湿った布で覆いをする。30分ほど時間を置いて、細骨材の内部に吸水するのを待ってから(2)の操作を行う。 表乾状態の判定で、コーンを引き上げたときにスランプしない場合、突き棒を用いてバットを軽くたたき、振動を与えてスランプさせ、そのときのバットをたたく強弱によって湿潤状態の程度を知ることができ、表乾の目安が判断できる。 コーンを引き上げてから、ほんのかすかな振動(突き棒がバットに触れるか触れないかの感触)でスランプする状態を表乾と考えてよい。 試料が表乾状態になったら、試料からの水分の蒸発を防ぐために、ビーカー状の容器に試料を移して湿った布で覆いをするなどの注意をし、できるだけ速や
  • レポート 建築学 細骨材 密度 吸水率 試験 材料
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