高柳銚子塚古墳
高柳銚子塚古墳(たかやなぎちょうしづかこふん)は、千葉県木更津市にある前方後円墳である。
金鈴塚古墳など後期首長系古墳の群在する祇園・長須賀古墳群の北方1.8キロメートルの砂丘上に単
独で立地する。主軸を北東-南西に向ける110メートル以上の前方後円墳で、千葉県内第3位の規模
を持つとされたが、明治末年の鉄道工事の際に前方部が破壊され、戦時中に陸軍高射砲指揮所の設
置により後円部中央が大きくえぐられた。墳丘から円筒埴輪が採取されており、5世紀中頃の築造
とみられる。
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