連関資料 :: 研究

資料:2,345件

  • 日中アスペクトの対照研究-「~テイル」「~テアル」を中心にー
  • はじめに  中国人の多くは日本語に親近感があり、日本語は難しくないと思い込んでいる。毎年中国国内で行われている教師、医者、技術者などを対象とする職位認定の外国語試験で、外国語のできない人が日本語の試験を受け、そして、見事に合格する話をよく耳にする。また、日本語学習者は増えているが、しかし、初級クラスに入る人が多いものの、中級や上級に進級できる人は少ない。日本語ができる人は多いが、日本語に精通する人が少ないのがその現状なのである。大学の日本語科目でも、日本語を甘く見ているということで、いろいろな問題が生じる。  日本語の表現から見ると、日本語話者には自明であるが、中国語話者には意外に難しいことが存在している。「~テイル」、「~テアル」表現は難しくて、習得しにくい部分の1つである。日本語のアスペクトに関する研究がたくさんされているが、日本語のアスペクトと中国語のアスペクトの対照についての研究はまだ十分されているとは言えない。 例えば: (1)テーブルにお皿が並んでいる。   桌子上摆着盘子。 (2)テーブルにお皿が並べてある。 桌子上摆着盘子。  (1)は行為そのものではなく、並んだ結果に注目する表現で、人間などの意図が含まれていない。それに対して、(2)は行為者の意図によってお皿がどういう状態にあるかを表現したものである。つまり、「並んでいる」はお皿の状態だけに注目しているが、「並べてある」は状態と、その状態を引き起こした行為・行為者に注目しているので、行為者が何のためにお皿をそうしたかについて一緒に述べられることが多い。(2)は(1)と意味的に重なる部分があるが、話し手の注目点が異なる。  ところが、中国語は「テーブルにお皿が並んでいる。」も「テーブルにお皿が並べてある。」も“桌子上摆着盘子。”という。概して言えば、日本語では、状態を引き起こした結果や変化に注目する表現と、何かのためにその状態を引き起こした行為に注目する表現を使い分けている。これに対して、中国語は使い分けていない。この表現は使い分けていないため、中国語母語日本語学習者は、「~テイル」と「~テアル」の表現をよく混同する。  日本語アスペクトの範囲が広くて、複雑な研究分野だと言われている。それで、多く言語研究者は日本語動詞を研究する際に、アスペクト問題を回避したり、アスペクトの代わりに動詞の分類を分析したりする。アスペクトは日本語の動詞に存在しないとする研究者さえいる。長い時期、日本語学研究界は日本語のアスペクトについて、大量な研究を行った。中国語学研究界でも日中のアスペクトの比較研究が行われているが、中国語における、アスペクトとは一体なんだろうか、分類はいくつあるか、いままでまだ定説がないのである。本稿は日本語のアスペクト「~テイル」、「~テアル」を中心にし、概念や特徴を分析した上で、日中アスペクトの関連を論じ、中国語を母語とする日本語学習者が日本語をよりよく習得出来るように、日中アスペクトの比較を目的とする。
  • 言語学 日本語 中国語
  • 4,400 販売中 2011/01/19
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  • 道路網における分かりやすさの指標としての探索情報量に関する研究
  • 道路網における分かりやすさの指標としての探索情報量に関する研究 不特定多数の人々が訪れる都市において人々が皆、安心かつ速やかに目的地に到達するためには分かりやすい街であることが重要である。人々は目的地までの情報を得るために看板などのサインを利用するが、過剰や不足における混乱もしばしば発生しそれらは必ずしも万能ではない。近年,都市圏では開発による物理的環境の変化が激しくなり、その道路網に慣れ親しんだ者でさえ新しい環境に出くわし戸惑う事も少なくない。建物等、ランドマークから得られる情報が不確かなものになってしまった近年、道路網の基本構造をわかりやすく計画することはより重要になってきている。当研究の
  • レポート 理工学 道路網パターン ランドマーク サイン
  • 550 販売中 2007/02/07
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  • 最終試験対策 生徒指導・進路指導の研究(初等)
  • 生徒指導・進路指導の研究(初等) 1.いじめの構造とその特質についてまとめ、具体的な指導方法を述べよ。 2.学級崩壊はどのような背景から生じるものかについて理論的にまとめ、その対応と予防策について述べよ。 3.生徒指導の原理とは何かについてまとめ、その意義と内容について述べよ。 4.教科外教育とは何かについてまとめ、その構造と課題について述べよ。 5.不登校の児童が自分のクラスにいた場合、どのような点に注意して指導するのか、その背景となる理論と具体的な指導方法を述べよ。 6.教育相談とは何かについてまとめ、その際のカウンセリングの理論と技法について述べよ。
  • 子ども 教師 いじめ 社会 学校 生徒指導 教育相談 地域 問題 家族 最終試験
  • 1,100 販売中 2009/06/23
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  • 所得税の同族会社の行為計算の否認に関する判例研究
  • 判旨に疑問を感じる。 Yの主張は、所得税法157条の適用を肯定するには、その条文上、納税居住者(原告)の不動産所得税の負担を不当に減少させる結果となることだけで十分である。としており、判決もその判断をしているが、所得税法一五七条は、「個々の所得類型に分けて所得金額や収入金額を論じているのではなく、全体としての所得税の負担の不当な減少を要件としている」。(佐藤・後掲)だとすれば、本件において適正不動産所得を計算すると同時に給与所得を減額又は無償とするなどを、あわせて行うべきであると考える。 そして、この問題には、類似の事件があり、東京高裁判平成10・6・23税務訴訟資料232号755頁が本判決よりも新しい事案として参考にすることができるだろう。この判決で裁判所は、所得税法一五七条の「行為・計算の否認は、実質的に公平な課税を行うために所得を適正に把握しようとする制度であり、かつ、現実になされた相互に関連し一応整合性を有する一連の行為・計算を否認して、別の行為・計算に引き直すものであるから、現実になされた行為・計算の一部のみを取り上げて否認するのは必ずしも妥当ではなく、これと必然的に関連する他の部分をも否認して計算をし直すことが妥当な場合が多いと考えられる。」「したがって、行為・計算を否認することにより、全体として所得の正確かつ実質的把握に資するようにすべきであって、一部の行為・計算のみの否認が全体として正確かつ実質的把握を損なう場合には、問題があるとしなければならない。」としている。そうであればやはり、本件においてXの役員給与に係る税額は減額構成されるべきであろう。
  • 所得税 法人 判決 法人税 税法 法学 法律 判例 会社 東海大学
  • 3,080 販売中 2009/07/23
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  • 【レポート】 教育実習研究(中・高) 第一設題
  • 「実習校で自分が担当する教科の課題について、50分間の授業の学習指導案を作成しなさい。」 英語科学習指導案 日時 平成 年 月 日( ) 第 校時 指導者 ALT 場所 年 組教室 1 題材名 COLUMBUS21 ENGLISH COURSE 1 Unit 6 A Dream Player 2 題材について (1) 題材観 <言語活動の観点から> 本課では、三人称を用いて、身近な人がすることについて表現できることを、目標にしている。この表現が運用できるようになることで、さらに表現の幅は広がるものと考える。人物像をより詳しく説明できるように、既習事項のBE動詞の文をあわせて用いながら、身近な人を紹介する活動を行なわせたい。 <言語材料の観点から> 本課では、数多くのことを伝えられるように、基本動詞の習得とその運用について学習する。日常生活で見受けられる動作を表す一般動詞と、その語尾変化のパターンを練習していきたい。また、doesを使った、疑問文とその答え方、否定文の定着を図りたい。 <言語・文化・国際理解の観点から> これからの国際社会の中で生活していく、あるいは活躍していく可能性がある生徒にとって、英語で自分や身の回りの人を紹介していく経験は、将来役に立つと思われる。
  • 英語 コミュニケーション 教師 国際 言語 問題 学習 授業 生徒 表現 佛教大学 教育実習 レポート
  • 550 販売中 2009/08/17
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  • (科目最終試験)生徒指導・進路指導の研究(初等)
  • 生徒指導・進路指導の研究(初等) 科目最終試験問題と解答例 ■教科外教育とは何かについてまとめ、その構造と課題について述べよ。 教科外教育とは、教科教育以外の教育活動のことで、学校の内外において教員が児童・生徒と関わるすべての教育そのものを指す。大きく2つの構造に分類して定義すると、生徒指導、進路指導、教育相談、特別活動、道徳教育といった意図的、限定的な活動であり、もうひとつは、具体的な活動や時間という定義をもたない無意図的、広領域的活動ともいえる。 【構造と課題】 今日の学校教育において、教科外教育の目標とする所はきわめて重要な内容である。教科教育が生徒の知的な側面を育て鍛えるという要素が大きいのに対して、教科外教育は「情」「徳」「体」の育成を意図した「望ましい人間形成」を目標とする。学校教育の目的の一面は、児童・生徒に対して社会に適応するのに必要な価値や規範を獲得させることである。もう一方では、既存の社会の維持のみでなく、それを改革していく人材を育成するという機能も合わせ持つ。前者は教科教育の目標に近く、後者は教科外教育の目標に近い。  1998年に中央教育審議会が出した答申に学校
  • 子ども 社会 生徒指導 学校 教師 教育相談 発達 生徒 指導 問題
  • 1,100 販売中 2009/09/08
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  • 日本近海における洋上風力発電の実現可能性に関する研究
  • 日本近海における洋上風力発電の実現可能性に関する研究 環境システムコース・地球環境工学分野 26638 緒方龍 1. 緒言 風力発電は、地球環境に優しいエネルギ ー源として欧米を中心にこの 10 年間で飛 躍的に進展してきた。特に、ドイツやデン マーク、オランダといった風力先進国では、 近い将来国内の総電力需要の 10% 程度を風 力発電で賄うという計画もある。 日本は世界的に見ると風力発電の導入に おいて後進国であるものの、その導入量は ここ数年で急激に増加している。しかし国 土面積の狭い日本では陸上における風力発 電は頭打ちとなる可能性があり、2010 年ま での日本の目標である 3000MW の風力発 電の導入のためにはフロンティアを開拓す る必要がある。 陸上での風力発電の飽和は欧米でも生じ ており、西欧諸国を中心に洋上風力発電の 開発、建設が盛んに行われている。 洋上風力発電のメリットは、 ・ 陸上に比べ風況が良い ・ 運搬・敷設時の障害物が少ない ・ 騒音・景観問題などをクリアしやすい などがある。対してデメリットには ・ 発電コストが陸上に比べ割高となる ・ 漁業補償、航路妨害 などがあげられる。 日本は世界第 6 位の経済水域面積を有す る海洋大国であり、近海だけでも膨大な風 1)。今後、風力資源を大規模に利用す るためには、欧州と同様に洋上への展開を 検討する必要がある。 日本近海において大規模な洋上風力発電 ファームを建設する場合、陸地からの距離 を大きく取ることで漁業補償などの社会条 件をクリアでき、そのような海域において は風況も優れている。しかし、同時に水深 が深いことが多く、着底式のみでなく浮体 式も視野に入れた検討が必要となる。 2. 目的および概要 既存の研究により、着底式および浮体式 の洋上風力発電システムの実現可能性につ いては検討がなされており2)、現実的な発 電コストでの開発が可能であるとの結論が 出ている。また、浮体式の発電コストの中 で大きなウェイトを占めるのが浮体・係留 装置であることが分かっている。 3),4) 搭載するモデル(FST)および複数の風車を 搭載するモデル(FMT)がある。FMT では風 車が近接するために風車間の干渉によって 発電量変化が予想されるが、既存の研究で はその効果を評価した例はない。 そこで本研究では浮体式洋上風力発電を 中心に想定し、発電コストの支配的要素で ある浮体・係留装置のコストを詳細に検討 すること、および風車間影響を定量化する ことを第 1 の目的とした。その上で様々な 検討項目を発電コストベースで定量的に検 証することで浮体式の課題を明らかにし、 その解決案として新システムの提案を行う ことを第 2 の目的とした。 近接する風車の影響による発電量変化は 実験により定量化した。また、FMT におい て浮体全体でヨー制御 a)を行うモデル aヨー制御:水平軸風車では、風車の向きと風向が 一致していないと発電効率が悪くなるため、常に 風向を向くように制御されている。このような制 御をヨー(yaw)制御という。特に本研究では、風車 本体のヨー制御のみでなく、浮体上に近接して設 置される風車間の影響を少なくするために、浮体 全体でもヨー制御を行うシステムを考えており、 その概要は Fig.aのようになる。 Fig.a 浮体ヨー制御概要図 (FMT-YC)を想定し、浮体ヨー制御の効率を 定量的に検討した。Fig. 1~Fig.
  • 風力発電
  • 全体公開 2008/06/17
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  • A判定 特別活動研究『中学校(高校)における学級活動の…』
  • 『中学校(高校)における学級活動の留意事項についてまとめてください。』  学校の教育活動は教科教育と教科外教育であり、特別活動は教科外教育の中に含まれる。特別活動は教科とともに、学校教育を支えているものであるといえよう。特別活動の意義は、他人との共同生活を通じて学ぶことで人間的な交流を深め、お互いが個性を発揮し、それを理解し合い、尊重し合い、知識を持つだけではなく、主体的・自主的にものごとを実践していける力を養うことである。
  • 佛教大 特別活動研究 学級活動 A判定
  • 550 販売中 2008/07/03
  • 閲覧(2,225)
  • 佛大レポート 生徒指導・進路指導の研究(初等)
  • 『小学校において教育相談をおこなう場合、どのような点に注意しなければならないか。いじめ・不登校のいずれかをとりあげて説明せよ。』  今日の教育現場で、問題とされている行動には大きく2つに分けることができる。まず一つめは、登校しない児童や生徒の問題である。この問題は、特定の授業にでたくないから学校そのものに登校しないという不登校の問題まである。特に、不登校の問題では、学校生活に要因がある。友達からいじめを受けていたり、勉強についていくことができない、気分がのらないからいきたくないなどが例としてあげられる。もう一つの問題は、登校はなんとかしているが学校に定着しない児童や生徒の問題である。これは、クラス・学年の中で団体行動ができない、学校でのルールを守れないなどがある。授業をさぼって出席しない、授業に出席はするが寝たり、遊んだりして授業に参加しないという児童や生徒も問題行動に含まれる。これから、不登校の問題について述べようと思うが、その前に不登校の問題を解決する上で必要不可欠な教育相談について考える。教育相談とは、児童一人ひとりの教育上の諸問題について、本人またはその親、教師などに、その望ま
  • 佛教大学 生徒指導・進路指導の研究(初等) 教育相談 いじめ 不登校
  • 550 販売中 2008/12/20
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