連関資料 :: 文化

資料:485件

  • 文化の多様性、知性の測り間違い
  • 多くの心理学の著は主に白人の行動、経験に基づいている。心理学専攻でも協会や教科書において西洋以外の文化の多様性にそれほど目を向けていない。いくらか文化交流についての研究も見受けられるが西洋の心理学者が外部から観察したものに過ぎない。  ここでは西洋世界における黒人の経験に基づいた研究を三つ集めている。ひとつはStephen Jay GouldによるIQテストを用いたもの。彼は白人優性価値観のためどのように政治的な偏見を持ってIQテストが用いられているかについて述べた。  あとの二つはアイデンティティについてのもので、Hraba and Grantによって行われたClark and Clarkの古典的調査の再現である。これは子供が白人と黒人のどちらの人形を選ぶかというものである。この結果は20年の間にアメリカの黒人の子供の意識が変化していることを示唆する。Noblesの論文は黒人のアイデンティティを理論付け、骨組みにこれらの問題点の考察を与えている。人種差別には科学的人種差別ともいえるばかげた科学者の論や白人優性の政治的圧力などが伺える。  他にも、新生児の行動を文化の差異から研究した論文、西洋とアジアの教育の違いを扱ったもの、言語や認識の文化多様性を扱ったものなどがある。  もしあなたが広く文化を扱った心理学研究に興味があるならば、AziboやMatsumoto、Moghaddamらや Smith and Bondの研究を見るのもよいだろう。
  • レポート 心理学 IQ 知能指数 知能検査
  • 550 販売中 2006/05/13
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  • ロシア宗教思想と文化 カラマーゾフの兄弟
  •  ロシア宗教思想と文化のレポートテーマとなるものは三つあるので、それぞれ一を大審問官の物語によるイワンの世界観、二をゾシマ長老の法話によるアリョーシャの考え、三をイワンとアリョーシャの議論とロシアの時代背景と三つに分け、考え議論していきたい。  まずは一番目のテーマである大審問官の章について考えていきたい。大審問官の話はイワンがアリョーシャに話す内容だが、何故イワンはアリョーシャにこのような話をしたのだろうか。それはイワンとアリョーシャの神に対する考え方の違いである。イワンは神など存在しないと考えており、アリョーシャは神は存在すると考えている。このアリョーシャの考え方を否定し自分の考え世界観を表すために、イワンはアリョーシャに対して大審問官の話をしたのだろう。  大審問官の話は復活したキリストと大審問官なる老人との対話である。しかし対話というよりは、大審問官がキリストに対して様々な問を出しキリストを問い詰めているように感じられる。しかもこの大審問官の問に対してキリストは聞いているのみで反論をしないのでキリストがいかなる考えをもっていたのか分からない部分がある。キリストは以前悪魔に三つの問を迫られたことがあった。一つは、石をパンに変えてみせろ。二つめは、神の子ならばこの場所から飛び降りてみよ、御使に受けとめられるのだろう。三つめは、もしひれ伏し私を拝むならこの全ての国をやろう。キリストはこの三つの問をすべて否定し実行しなかった。一つめの問に対しては、人はパンのみで生きているわけではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きていると。二つめの問に対しては、あなたの主である神を試すものではないと。三つめの問に対しては、退け悪魔よ、主である神を拝し、ただ神のみに仕えよと。この三つの問を大審問官は神秘、奇蹟、権威と表している。 キリストはこの神秘、奇蹟、権威を否定したことになるのである。キリストはこれらの問を退け人に自由を与えたが、大審問官は自由ほど耐え難いものはないと言っている。この両者の意見が食い違うのは人という存在の見方、考え方が違うからではないのか。大審問官は人を無能で卑しい弱き存在だと考えている。その無能な存在に自由などを与えても意味が無いと言っているのであろう。キリストは人を尊ぶあまり人に対してあまりに多くの要求をしすぎた。しかし弱き卑しい人間にはキリストが提示した要求は堪えられるものではなかった。だからこそ大審問官は、悪魔と手を組み、弱き卑しい人を罪意識から解放し、パンによって救済することを主張するのである。この事から奇蹟、神秘、権威こそが必要だと大審問官ないしイワンは考えているのであろう。そして奇蹟、神秘、権威こそ悪魔が満たしてくれるものなのだ。だからこそキリストではなく悪魔についているのである。 この事からイワンの世界観とは神秘、奇蹟、権威を基盤になりたった社会なのだろう。その基盤は悪魔によって出来ているので神の存在は認めずとも、悪魔の存在は認めているのではないだろうか。そして神が存在するからこそ罪というものが存在しており、神さえ存在しなければ全ての行いが許されると思っているのは、悪魔と手を組み罪意識から解放されたと考えているからだろう。確かに人というものは今まで権威の下に存在してきている。誰かが道をつくり指導者となり、その道を多くの人が歩いていく。そして国、社会というものが完成していく。もし誰も道を作らなければ人は前に進んでいけないのではないか。イワンの言う無神論は単に神が存在しないと考えているのではなく、神は途中で過ちを犯した為必要では
  • レポート ロシア キリスト 宗教
  • 550 販売中 2007/02/02
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  • 翻訳の社会的・文化的意義
  • 翻訳の社会的・文化的意義 序  翻訳とは、ある言語で既述された「メッセージ」を異なる言語体系におきかえて、等価に表現しなおす言語行為であると定義することができる。近年では、翻訳の「等価性」とはどのような基準なのか、つまり「正しい」翻訳とは何かという議論が活発であるが、本稿は別の問題に関心がある。それは翻訳の社会的・文化的な意義である。翻訳行為は歴史を通じて行われ、我々の言語体系のみならず、それを使用する人々の社会意識・文化を多様に変容させてきた。翻訳は単に言語を機械的に置き換えるのではなく、その過程において言語体系が拠って立つ「文化」や「社会」的要素を「輸入」または他の言語体系に応じて「変容」させる働きを持っているのだ。  以下では、まず翻訳が文化文明の発展にどのような影響・変化を与えてきたかについて歴史を追うかたちで一般論的に概観した上で、近代日本発展期における翻訳文化の功罪、翻訳行為と社会・文化形成とのかかわりについて柳父章氏の考えを参考にしながら考察していきたいとおもう。 1、翻訳による文化・社会形成の歴史的考察  現代日本において、翻訳行為というものは、近代以降のそのあり方につ
  • 翻訳 日本語 言語 問題 思想 言語社会学 近代化 言語学 カセット効果 翻訳とはなにか 翻訳語成立事情
  • 660 販売中 2009/08/03
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  • 「クラウド」は企業文化改革の試金石
  • 電子書籍貸出サービス 07年の秋は、「貸出の秋」それも「電子の秋」だったといわれるかもしれない、と思わせる出来事があった。この年11月1日、紀伊國屋書店は電子書籍での「貸出システム」の販売を始めた。また11月26日、千代田区立図書館が「電子書籍貸出サービス」をスタートさせた。紀伊國屋書店は大学図書館向け。千代田区は公共図書館でのできごと。 ユーザーは大学や公共図書館で認証されたID、パスワードをもとに、図書館のサイトにはいりキーワードで全電子書籍を横串検索し、リストされた書籍一覧から、興味を持った電子書籍の貸出しを受け、PCから閲覧できる。他の人へ貸出し中なら、予約して順番を待つことになる。あくまで冊子体の本の貸出し形態を、電子版で再現するもの。 ただしこの貸出し形態の再現のために、千代田区の方は自前のサーバーにアプリケーションソフトをインストールし、電子書籍コンテンツを格納する。したがって図書館側にある程度のITノウハウ、またサーバ-負担に耐える容量余裕及び財務的な裏づけが必要となる。 この点紀伊國屋書店のものはASP型で、図書館の負担は小さい。つまり、大元のサーバ-にアプリケーショ
  • 環境 日本 インターネット 企業 情報 経営 電子 社会 文化
  • 全体公開 2009/08/15
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  • P6701 異文化理解(西欧)
  • 佛教大学通信教育 P6701 異文化理解(西欧) 第1設題「EU統合はそこに暮らす人々、ひいては世界の人々の幸福にどのような貢献を果たすと考えられるか。またそれがもつジレンマとは何か。もっとも基本的な目的と具体的な発現状況を要約して述べよ。」 A評点レポートです。参考として学習にお役立てください。
  • 歴史 日本 経済 文化 政治 国家 統合 地域 国際
  • 550 販売中 2014/10/27
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  • 文化コミュニケーション論〜対人魅力〜
  • ●対人魅力 1感情・・・喜怒哀楽 ?認知・・・私達のもっている知識や情報などから相手のことを捉え、判断す                 ること ?行動・・・対人距離や身体接触 ・対人魅力の要因−?身体的魅力・・・相手の外見や容姿の美しさによって、好意が増すこと。          ?類似性・・・自分とよく似た人を好きになること。 ?近接性・・・物理的、空間的に近い人に好意を抱くこと。               (社会心理学者のR.ザイアンスが単純接触仮説(mere-exposure hypothesis)を提唱) ●対人魅力に関する理論 魅力の研には2つの理論的な流れがある。 ?強化理論 私達は自分達にとって賞となるものを好み、罰となるものを嫌うという原理を基本としている。 ?認知的整合性理論 不均衡な状態では、人は不快な感情を喚起するため、それを解消して均衡状態へむかうという考えを基本にしている。 この理論の代表的なものが、心理学者F.ハイダーの「バランス理論」(balance theory)の「均衡理論」、「P-O-X理論」である。 例)アロンソンとリンダーの「獲得-損失効果」 相手への好意が評価の順序によって大幅に変化する「獲得-損失効果」の理由として2つの理由が挙げられる。 ?感情的側面 ?認知的側面
  • レポート 語学 異文化 対人 魅力
  • 880 販売中 2006/07/01
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