【日大通信】法学(B11500)分冊2【平成29・30年度】

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    資料紹介

    【日大通信】法学(B11500)分冊2【平成29・30年度】

    法学、分冊2の合格リポートです。

    講評では、「よくまとまっています。」とコメントをいただいております。

    丸写しは厳禁です。あくまでリポート作成の参考程度としてください。
    ご使用は自己責任でお願いいたします。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    法学(科目コード B11500)分冊2
    【課題】
    自己決定権とは何かを説明し、裁判上問題となった事例を必ず 1 つ取り上げて論じなさ
    い。
    <ポイント>
    幸福追求権から導かれる新しい人権の 1 つとして、自己決定権があり、とくに医療の分
    野で論議されている。
    <キーワード>
    幸福追求権、輸血拒否事件、人工妊娠中絶、尊厳死、新しい人権
    (以下本文)
    自己決定権とは、個人が私的な生活領域に関わることを、公権力によって干渉されるこ
    となしに、自ら決定する権利をいう。この私的な生活領域の範囲は、幸福追求権の範囲の
    理解(一般的行為自由説か、人格的利益説か)によって異なる。幸福追求権は、今日、新
    しい人権を根拠づける包括的・一般的人権であり、そこから導かれる個々の権利は、裁判
    によって救済を求めることのできる具体的権利であると理解されている。最高裁も、「警察
    官が、正当な理由もないのに、個人の容貌等を撮影することは、憲法 13 条の趣旨に反し、
    許されない」(京都府学連事件)と述べて、憲法 13 条が、裁判の根拠となる具体的な規定
    であると認めた。
    また、幸福追求権は、憲法が定...

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