日本知的障害者福祉協会 社会福祉士養成所の第3学期提出レポートです。
科目「低所得者に対する支援と生活保護制度」
課題「生活ほぼ受給者の「自立支援」を行う際に配慮すべきことは何か。社会福祉士の価値と原則、および、生活保護における「自立」の考え方をふまえて述べなさい。」
評価:A
30× 40 社会福祉士養成所
生活保護法における自立には、経済的自立と社会的自立の二つの
見解があった。しかし、今日では、広く自分の置かれた地域のなか
でさまざまな社会資源を活用しながら、自分で選び取って自分の生
活を実現していく、という意味内容で使われるようになった。経済
的自立を重視する風潮の中では、重度な障害者や高齢者の自立とい
うゴールに辿り着けないものとして捉えざるを得なくなってしまう。
しかし、こうした重度障害者や高齢者であっても、地域のなかで経
済給付や対人サービスを受けながら、自己決定・自己選択に基づい
て生活を営む「精神的自立」「援助(支援)付自立」という...