子どもの食と栄養 姫路大学 平成30年度

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    資料紹介

    平成30年度 姫路大学通信教育課程「子どもの食と栄養」
    合格済みレポートです。レポート作成の際に参考資料としてお使いください。
    設題*魚介類、肉類、卵類(鶏卵)、豆類(大豆)について、それぞれの成分特質を説明し、それらを離乳食、幼児食に利用する場合の注意点および調理に際して配慮すべき点をまとめなさい。

    所見*・設題を理解し、内容がわかりやすくまとめられています。
    ・離乳食、幼児食に関する内容が、特に理解しやすく適切にまとめられています。

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    設題1
    魚介類、肉類、卵類(鶏卵)、豆類(大豆)について、それぞれの成分特質を説明し、そ
    れらを離乳食、幼児食に利用する場合の注意事項および調理に際して配慮すべき点をまと
    めてください。
    1.成分特質
    ・魚介類
    魚類は平均してタンパク質を約 20% 含み、アミノ酸価も高い。白身魚は脂肪が少なく味
    も淡泊で消化しやすく、離乳初期から利用できる。魚油はエイコサペンタエン酸やドコサ
    ヘキサエン酸などのような高度不飽和脂肪酸を含み、血栓予防に有効である。魚肉水産加
    工品の練り製品を幼児食に利用する場合は、添加物と塩分に注意が必要である。
    ・肉類
    たんぱく質を脂質に富み、炭水化物は少ない。タンパク質はアミノ酸価に優れ、平均 20%
    含まれる。資質含有量は部位により異なるが、飽和脂肪酸が多く、コレステロールも含ま
    れる。レバーは鉄、ビタミン A、ビタミン B1、ビタミン B2 の含量が多く、良い給源とな
    る。豚肉は他の肉に比べビタミン B1 が多い。
    ・卵類
    全卵の成分は水分 76% 、タンパク質 12% 、脂質 10% 、炭水化物 0.3%、灰分 1% で、ビタ
    ミンはC以外が含...

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