地域福祉論02

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地域福祉論 2単位め
(課 題)
コミュニティのもつ意味を考え、在宅福祉サービスのあり方について述べよ。
(解 答)
コミュニティと聞いて最も一般的に想像されるのがRM・マッキーバーである。マッキ
ーバーはコミュニティというものは、人間社会が自ずとつくってしまう地域的領域であり、
それは個別の機能組織体の単なる集積ではなくて、共同生活、共同感情があり、それらを
生みだす母体のようなものである。私たちが日本にコミュニティという概念を導入し、と
りわけ1960年代から意識的にコミュニティの形成を、行政主導的に行おうとしたときに、
その形成するものをアソシエーションと呼ばずに、本来自らできるものであるコミュニテ
ィと呼ぼうとしたのは、コミュニティの方に魅力があったわけである。その魅力となった
のはおそらく、コミュニティのもつ「共同生活」「共同感情」であったと想像される。今風
にいうと「共に暮らす」ことと「共感」に魅力があったのである。そしてさらにいうなら
ば、特定目的があるから我々はアソシエーションを形成するのであるが、私たちが1960年
代以降、地域社会に形成しようとしたもの...

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