東北福祉大学 通信教育の提出レポートです。
科目「介護概論②」
課題「要介護者の自立や自己実現を達成し、QOLを向上させるために必要な関連職種の連携のあり方についてまとめた上で、さらに連携がもたらす効果について論述しなさい。」
介護概論 2単位め
(課 題)
要介護者の自立や自己実現を達成し、QOLを向上させるために必要な関連職種の連携
のあり方についてまとめた上で、さらに連携がもたらす効果について論述しなさい。
(解 答)
■保健・医療・福祉の連携
介護保険制度の目的は、介護を必要とする人たちが、自分の能力を活用しながら自分ら
しく尊厳を持って生きられるように、社会的に支援するものである。このため、ケアマネ
ジメント制度の強化がされた。1997年に介護保険法が制定され、介護を必要とする高齢者
の自立を国民全体で支援する仕組みが出来上がり、ケアマネージャーによる専門的な支援、
保健・医療・福祉等の専門職からなる要介護認定、不服審査等の仕組みがつくられ、介護
が必要な高齢者に対し、個々のニーズや状態に即した介護サービスが適切かつ効果的に提
供されるサービス形態が確立された。
介護の考えは措置制度から利用者自らが選び・選択できる契約制度に変わったことによ
り、施設ケアから在宅ケア中心に変わった。在宅ケアを基本に施設ケアは社会資源の 1 つ
として活用されるようになった。つまり、利用者が望むことを、自分...