2018年 初等教育相談の基礎と方法 1単位

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    明星大学通信教育学部
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    初等教育相談の基礎と方法 1単位目 2017年度~
    『教師のための初等教区相談―日常から子どもに向き合うインクルーシブな発達支援』
    西本絹子(萌文書林)
    ①カウンセラーの行うカウンセリングと比較しながら教師の行う教育相談の目的・内容・
    特徴を整理しなさい。
    小学校には臨床心理士などの資格を有するカウンセラーが、主に非常勤のかたちで広く
    配置されている。教育相談という、子どもの発達支援を目的として行われる教育実践は、
    内外の資源で構成されるチームが担い、教師はその主体であり、カウンセラーは援助チー
    ムの一員だ。しかし、教師とカウンセラーはまったく別の職業であり、そうあるべきであ
    る。
    カウンセラーは、子どもや保護者が抱えている悩みや不安を共有することを目標として
    いる。共有することによって、悩みや不安を和らげ取り除くことが主な内容となる。教師
    がカウンセラーになろうとすると、自分が達成したい教育目標とは違う言動になることが
    あり、偽カウンセラーになってしまうのだ。それは子どもにとっても教師にとっても負の
    影響をもつ教育相談になる。
    教師の行うべき教育相談の目的・内容・特徴につ...

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