明星大学通信 国語科教育法2 1単位目2021年度合格レポートです。参考にしていただければ幸いです。
国語科教育法2 1単位目 2021年度合格
<レポート課題>
夏目漱石『夢十夜』の「叙述と詳解」を作成しなさい。
<レポート本文>
<第一夜>
・輪郭の柔らかな瓜実顔…顔の輪郭がはっきりしておらず、あいまいで柔らかさをもつ顔のこと。色白で、昔から美人の典型例の1つとされてきた。・潤いのある目…湿り気のある目・これでも死ぬのかと思った…「温かい血の色」、「唇の色は無論赤い」、「潤いのある目」、「真っ黒な瞳の奥に、自分の姿が鮮やかに浮かんでいる」といった、生命力に満ちた表現に対比して、死ぬことが信じられない気持ちを表している。・ねんごろに…心を込めて親身に ・墓標…一般的には「ぼひょう」と読むが、本文では「はかじるし」と読む。埋葬した場所の目印として立てる木や石のこと。・「大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて来る星の破片を墓印に置いてください。」…「真珠貝」、「星の破片」など、「死」に対比的に鮮やかな表現を用いている。・「百年待っていてください。」…「自分」の女に対する気持ち(愛情)を確かめるための女の発言。 ・唐紅…鮮やかで濃い紅色
・真っ白な百合の花が鼻の先で骨にこたえる...