超高齢社会における社会保障の在り方について論じなさい。
講評A
自分の考えもきちんと入れ展開していたと思います。内容としてもう少し言及してもらいたい点もありました。例えば、高齢者の所得格差(資産格差)をどう考えるのかということがあります。これは今後考えてみてください。
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以下に、超高齢社会における社会保障のあ
り 方 に つ い て 論 述 す る 。
今後の社会保障のあり方を考えるためには、
以前の社会保障と現在の社会保障を比較し、
どのような政策がなされていたのか、またそ
の原因と対策の理解、そして、今後の少子高
齢化の推移とその対策を考える必要がある。
まず、国単位で政策を行う際には、目先の
利益ではなく長期間で利益を得ることを考え
る 必 要 が あ る 。
社会保障は、社会保険・社会福祉・公衆衛
生・公的扶助の4つで形成されている。これ
ら4つは国民の生活を根本的に支えているの
で、できる限り政策は厚いものとする必要が
あ る 。
少子高齢化の進展は、数年間だけではなく、
今後数十年間続くと総務省の統計より分かる。
2019年の社会保障費は、歳出の34%を占めて
いる。社会保障費の内訳は、年金35%・医療
35%・社会福祉14%・介護9%・少子化対策7%で
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ある。10年前の2009年は、年金15.2%・医療9%・社
会福祉5%・介護2.1%である。更に5年前の04
年では、年金12.6%...