社会資源についてのレポートです
社会資源の活用について開発の意義と目的の概略を説明したうえで、事例を取り上げ、最も必要だと考える社
会資源について述べる
社会資源は、クライエントのニーズの充足を図り、生活問題の解決を図るところにあるが、地域にかならずし
も潤沢な社会資源が用意されているとは限らず、制度の狭間にある課題に対しても、どうアプローチするかが社
会資源開発の始まりである。
社会資源開発は、それ自体の開発を目的化するものと、既存のサービスの枠内では対応が難しいニーズに対し
て、柔軟に対応できるサービスや支援方法を生み出す再資源化が重要である。ワーカー自身が地域の中にある社
会資源の一つであることを自覚し、積極的にネットワークを広げ、社会資源どうしをつなげることが求められる。
クライエントのストレングスを生かしながら、クライエントと地域とのつながりを生み出す支援策を考えなけ
ればいけない。しかし『ワーカー一人で資源開発のための活動を展開することは困難である。自らの発見を足が
かりにしながらも、それをどういう場、組織ネットワークのなかで展開していくかを考えていくことが必要であ
る。そのためには、ワーカーは日頃...