姫路大学通信「特別支援論1」設題2の合格済みレポートです。
参考程度に。
設題2 ICFにおける「障がい」の考え方の特徴について述べなさい。
設題2 ICFにおける「障がい」の考え方の特徴について述べなさい。
ICFの特徴は6つ挙げられる。その説明を図1をもとに行う。
1つ目は、環境因子や個人因子等の背景因子の視点を取り入れていることである。ICFは、健康状態も環境も生活に大きく影響を及ぼすという考えを持っており、このことから活動や参加に影響を及ぼす因子を背景因子と呼び、環境因子と個人的因子の2つに分けられている。環境因子は、補助具、バリアフリー、生活用具等の物的環境、教師、保護者などの支援者や理解者等の人的環境、医療・福祉サービス、教育制度等の社会的環境の3つがある。個人因子は性別、年齢やライフスタイル、考え方などが挙げられる。事例を挙げて述べる。肢体不自由の障がい者が生活をする場合、物的環境である車椅子等の補助具やバリアフリーの環境等が不十分で、人的環境である周りに理解者や支援者がおらず、さらに社会的環境として医療や福祉のサービスなどが無い場合、色々な場所に行って活動をしたり所属を持ち、参加することがより困難になると考える。しかし、決してマイナス面だけではない。プラス面を見る場合、背景因子によって困難を軽くできる場合も...