日大通信 2019年〜2022年度 博物館資料保存論 分冊1 合格レポート

閲覧数1,281
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,760円 | 非会員2,112円

    資料紹介

    当レポートは2019年に合格したものです。
    あくまで参考程度としてお使い下さい。
    丸写しなどはご遠慮下さいませ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    博物館資料保存論 分冊1
     博物館資料の劣化要因のうち、温度・湿度・光について配慮すべきこととその対策に
    ついて述べなさい。

    〔ポイント〕
    博物館資料の劣化要因は数多くあるが、その対処法として保存環境が重要視されている。
    ここでは温湿度・光を取り上げ、環境差による危険度、さらには資料や施設に応じた取り組みを理解する。

    〔キーワード〕
    設定温度、相対湿度とカビの発生、照明と退色防止

    博物館において資料の保存と展示は二律背反のもので保存するなら最良の方法、温・湿度、光等の管理を適切に行い、収蔵していれば劣化は最大限抑制される。しかし博物館の目的として資料の活用(主に展示)において人が見るための適切環境と温・湿度、光等の、適切な保存環境とは異なる。この点が一番の難所である。資料に関して温湿度条件、保存場所の設定等は展示条件よりは劣化しにくい設定が可能である。展示室の温湿度条件は
    日本において摂氏二十度・相対湿度六十%が目安となっている。この条件が人と物との両者に好適な条件の妥協点である。湿温度条件の劣化要因は、高温、極端な高・低温、乾燥があり高温・高湿は化学変化を促進させ、害虫カビを活...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。