日大通信 2019年〜2022年度 考古学概説 分冊1 合格レポート

閲覧数3,748
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員2,200円 | 非会員2,640円

    資料紹介

    日大通信 2019年〜2022年度 考古学概説 分冊1 合格レポート

    当レポートは2019年に合格したものです。
    あくまで参考程度としてお使い下さい。
    丸写しなどはご遠慮下さいませ。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    考古学概説 分冊1

    縄文時代を時期区分し、各時期の特徴となる遺物(土器を除く)を挙げながら説明しなさい。

    〔ポイント〕
    環境の変化やそれに伴う生業・社会の変化、また、交易の変化などを狩猟具、装飾品、土偶、石棒といった遺物の変遷から学んでいく。必ず、各時期の絶対年代を書くこと。

    〔キーワード〕
    有舌尖頭器・石鏃・土偶

    縄文時代は草創期、早期、前期、中期、後期、晩期の6期に区分されるが、具体的な年代については諸説ある。ここでは『縄文の豊かさと限界』に基づいた年代を述べる。
    1.草創期
    草創期の始まりは約一万三千年前頃から一万二千年前頃であると言われている。そして草創期は九千五百年前頃まで続く。縄文時代の特徴的な狩猟用の石鏃、木の伐採加工を主目的とする磨製石斧、土堀り用の打製石斧、植物質食料の加工するための石器が南九州で出土しており、生活における縄文文化らしい文化が成立したといえる。当時北大西洋で起こった厳しい寒冷気候が再来したため、縄文文化が北九州まで広がることはなかったようである。
    日本列島の遺跡の数は各地で急激に増加した。しかしまだ遺跡の規模は小さく、土器の量もわずかで石器は有...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。