日大通信 2019年〜2022年度 西洋史入門 分冊1 合格レポート
当レポートは2019年に合格したものですが、あくまで参考程度としてお使いいただき、丸写しなどはご遠慮下さい。
日大通信2019年〜2022年度 西洋史入門 分冊合格レポート
分冊1
次の2問について、それぞれ8001000字程度の合計16002000字にまとめてください。
①テキスト第Ⅰ章の章題は「歴史家と事実」ですが、筆者がこの章で説明しようとした「歴史家と事実」の関係について、本文中の「十九世紀の歴史観」と「歴史家が歴史を作る」の言葉を使って、理解したことを書いてください。
②テキスト第Ⅱ章の章題は「社会と個人」です。著者はこれを、グロートの『ギリシア史』とモムゼンの『ローマ史』について言及し、さらにマイネッケの『世界市民主義と民族国家』『国家的理性の観念』『歴史主義の成立』『ドイツの破局』の4冊について言及することによって説明しようとしています。著者のその説明を、概説してください。
〔ポイント〕
テキスト前半3章からの出題です。テキストをしっかり読んでください。
〔キーワード〕
①文書、事実、歴史家、歴史的事実
②歴史家、時代、社会
①「歴史家と事実」について
歴史家と事実の間には、解釈と編纂その絶え間ない相互関係がある。
世紀の歴史観は、カーによると「事実尊重の時代」とされてい...