佛教大学:Z5108総合的な学習の時間の指導法(中・高)の科目最終試験の解答です。
2020年3月受験で3月末に合格しました。
科目コードが違っても同一設題ならば対応可能です。
文章の構成など参考にしていただければと思います。
できるだけわかりやすい表現での記述を心がけました。どうぞご参考ください。
<テキスト>『新しい教職教育講座 教職教育編⑧ 総合的な学習の時間』森田真樹、篠原正典編著 ミネルヴァ書房 2018年
ポートフォリオ評価法を用いた総合的な学習の時間における評価の実践例を調査し、その概要とポートフォリ評価法の意義と課題を挙げなさい。
「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」という「資質・能力の三本柱」を中心に据えた学習指導要領の改訂が行われた。これからの社会で活躍するために必要な資質・能力の育成のために、深い学びにより知識・情報や課題発見能力・解決力、語学力やコミュニケーション能力などのスキルを身につけ、それをもとに意欲・態度、価値観・倫理観を向上させ、さらに深い学びへと繋げる「学び続ける」ための資質・能力の好循環が必要となってくる。こうした資質・能力を育むためにも、自分の活動を振り返り、活動を自分で修正し、新たな課題を見出していく力の育成が重要であると考える。総合的な学習の時間でも、従来の知識詰め込み型の教授法とは異なり、教師は「指導」から「支援」への転換が必要であり、評価においても、教師中心の評価のみではカバーができず、生徒中心の評価が必要になってくる。そこでポートフォリオ評価法を活用することが考えられる。
ポートフォリオとは、集めた文献や写真...