2019~2022年度 日大通信 簿記論Ⅰ 課題2の合格レポートです。より良いレポートを書くためのお役にたてると幸いです。
出典も記載しております。
約束手形,為替手形,裏書手形,割引手形,不渡手形に関して,債権・債務関係の流れを図示し,仕訳例を挙げて説明しなさい。
講評: ポイントをよくとらえています。
参考文献: 日大教材 「簿記論Ⅰ」 村井秀樹 「簿記入門」 中垣和男
簿記論Ⅰ(科目コード S20300)課題2
約束手形,為替手形,裏書手形,割引手形,不渡手形に関して,債権・債務関係の流れを図示し,仕訳例を挙げて説明しなさい。
〈ポイント〉
約束手形,為替手形に関しては,必ず図示し,相互の債権・債務関係を説明してください。手形の裏書や割引に関しては,直接控除法のほかに,評価勘定処理法,対照勘定処理法があることを示しなさい。
〈キーワード〉
約束手形,為替手形,裏書手形,割引手形,不渡手形
約束手形、為替手形、裏書手形、割引手形、不渡手形に関して、仕訳例を挙げて説明する。約束手形,為替手形の債権・債務関係の図は別紙とする。
1.約束手形
約束手形は、振出人が支払期日に受取人に支払いを約束した証券である。振出人とは支払人で、名宛人が手形債権者となる。
例: A社へ商品¥100,000を売り渡し、代金はA社振出、B社宛の約束手形を受け取った。
・A社(振出人)の仕訳
(借) 仕入 100,000 (貸) 支払手形100,000
・B社(名宛人)の仕訳
(借) 受取手形100,000 (貸) 売上 100,000
満期日に決済され、B社...