明星大学 通信教育部 「生活科(2014年度~)」の課題レポートです。
良い講評を頂き、一発合格しました。
【課題】
〈1単位目〉
1.生活科の意義について、生活科新設の背景への言及をまじえて検討せよ。
2.生活科の学年目標の特色を述べよ。
〈2単位目〉
1.生活科の学習指導について工夫したい方法、留意すべき事項を自分の視点でまとめよ。
2.生活科と「総合的な学習の時間」の関連について述べよ。
【注意事項】
・添削者により講評が異なります。ご了承ください。
・参考資料としてのご利用を推奨しておりますため、レポートの丸写しはお控えください。
・誤字脱字等ありましたら申し訳ございません。
【PB1030 生活科(2014年度~) 1単位目+2単位目 合格レポート】
〈課題〉(1単位目)
1.生活科の意義について、生活科新設の背景への言及をまじえて検討せよ。
〈レポート本文〉
「生活科」は、小学校低学年(第一学年・第二学年)の教科として小学校学習指導要領に告示され、1989年、第二次世界大戦後40年ぶりに新設された。それに至るまでには、以下に述べるような背景がある。
生活科の新設以前から、小学校低学年の教育課程をどうするかという点は日本の学校教育界における大きな課題であった。1952年のわが国の独立以降、高度経済成長の影響で学校教育も転換していくこととなり、その中で「低学年における合理的な指導」が登場し、学習指導要領の改訂・告示によって各教科ごとの授業が行われるようになったのである。
そして、第三の教育改革案として知られる1971年の中央教育審議会の答申『今後における学校教育の総合的な拡充整備のための基本的施策について』の中で、小学校低学年の教育の在り方について、知性・情操・意志・身体の総合的な教育訓練によって生活や学習の基本的な態度や能力を育てることが大切であ...