明星大学 通信教育部 「心理学2」の課題レポートです。
良い講評を頂き、一発合格しました。
【課題】
〈1単位目〉
1.心理学における心のとらえ方をふまえ、心理学の目的と対象について説明しなさい。
2.心理学の代表的な研究方法のうち、調査法を用いる際の留意点を、実験法と対比させ説明しなさい。
〈2単位目〉
1.心理学における情動の理論のうち、ジェームズ・ランゲ説とキャノン・バード説について説明しなさい。
2.臨床心理学におけるアセスメントのうち、質問紙法と投影法、行動アセスメントについて説明しなさい。
【注意事項】
・添削者により講評が異なります。ご了承ください。
・参考資料としてのご利用を推奨しておりますため、レポートの丸写しはお控えください。
【WG1120 心理学2 1単位目+2単位目 合格レポート】
〈課題〉(1単位目)
1.心理学における心のとらえ方をふまえ、心理学の目的と対象について説明しなさい。
〈レポート本文〉
我々が心を持って生きているということには、動物としての進化の過程である系統発生と、我々が生まれてから死んでいくまでの発達の過程である個体発生の二つが深く関係している。歴史としての人類の進化と一人の人間の生涯における進化にはクロスポイントが存在する。
我々は、心の中を直接観察することができない。そのため、現れる行動を通して心の変化、いわゆる心的過程を知ろうとする。その心的過程が反映した行動のことを心的行動と言い、これが心理学の主な対象とされている。また、それを科学的に研究していく学問こそが心理学であると言える。
心理学の目的は大きく分けて二つ存在する。一つ目は、人や動物、物事に共通する規則性・法則性を探ることだ。簡潔に言い換えると、心理学的事実を発見するということだ。心理学事実といっても、オームの法則やピタゴラスの定理のように常に該当するような事実とは異なり、そのような傾向がある事実のことをさす。...