英語文学研究2科目最終試験

閲覧数2,689
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    合格済み英語文学研究2科目最終試験答案です。77点でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1. へミングウェイの『エデンの園』を、フェミニズムの視点から読んで、その面白さを述
    べなさい。
    『エデンの園』は、ヘミングウェイが 1946 年から書き始めて 12 年以上にわたり断続的
    に執筆を続けたが、完成させることはできず、彼の死から 25 年後の 1986 年に、ジェンク
    ス(Tom Jenks)が編集を行い出版された作品である。まずストーリーの概要を述べる。
    小説の時代背景は 1920 年代。期間は、夏を挟んだ約半年間。舞台となるのはおもにフラ
    ンスのリビエラ地方とスペインである。主人公はアメリカ人の新進作家のデイヴィッド
    (David Bourne)。デイヴィッドは作中における主な語り手でもある。裕福な娘キャサリン
    (Catherine Hill) とパリで結婚をし、新婚旅行でリビエラ地方の海岸の静かな漁村に滞在
    した。二人は食べて、酒を飲んで、セックスをして、泳いで寝ることを繰り返すしあわせ
    でけだるい日々をしばらく過ごす。その幸せではあるが単調な繰り返しのなかで、妻のキ
    ャサリンは変化を求めるようになり、髪を短く刈り、セックスにおいて男女の役割の交換
    を求めたり、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。