【科目】精神保健福祉に関する制度とサービス
【テーマ】医療観察法の概要をまとめ、社会復帰調整官の役割について述べなさい
【教員評価】85点
【規格】1000~1200字
【参考】
主に教科書を参考に作成しているため、多くの場合で使用できると思われます。
その他の参考資料も含め、参考資料はレポート最終ページに記載。
精神保健福祉士短期養成校にて使用。
2001年6月に発生した大阪教育大学付属池田小学校事件の影響も受け、医療観察法が法務省と厚生労働省による合同検討会にて成立し、2年間の準備期間をおいた後、2005年7月より施行されることとなった。医療観察法の概要とそこで役割を担っている社会復帰調整官についてみていきたい。
医療観察法の目的は、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に対し、処遇を決定、医療並びに観察及び指導を行い、病状の改善及び再発防止を図り、社会復帰を促進すること、とされている。犯罪として成立しなかった心神喪失者や心神耗弱者の行為を重大な他害行為として、医療観察法にて扱うこととなったこととなる。
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