【日大通信】民法Ⅲ スクーリング最終試験【S評価】債権の効力について

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資料紹介

民法Ⅲスクーリング最終試験のリポートです。
スクーリング最終日に試験を実施するのではなく、後日リポート提出でした。
課題は「債権の効力について説明しなさい」です。
リポ+スク併用で単位を修得し、最終的な評価はSでした。

丸写しは厳禁です。あくまでリポート作成の参考としてお使いください。
ご使用は自己責任でお願いします。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

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民法Ⅲ 東京スクーリング 2 月期 2 期 レポート
一、債権の効力の概要
債権とは、特定の人に対し一定の財貨や労力を給付すること、または作為や不作為を要求
する権利である。そして債権者は債務者に対してその給付の実現を強制し、また場合によっ
ては給付しないことによる損害の賠償を請求できる。つまり債権は債務者に対する権利で
あり、相対効である。これが債権の効力の原則であるから、債務者と債務者(当事者)間の
効力である対内的効力が債権の基本である。
しかし債務者が自分の財産を散逸させ、債権者をして損害賠償さえ取れないようにする
ときには、債権者はその散逸を防止するために債務者の責任財産と関係のある第三者の財
産に対しても干渉をする機能を与えられる。本来当事者間の効力である債権において、第三
者に対する効力が認められるのであり、これが債権の効力の例外である対外的効力である。
二、債権の効力の分類
以下のように、債権の効力は原則的な対内的効力と、例外的な広義の対外的効力に分類さ
れ、対外的効力はさらに保全的効力と狭義の対外的効力に分けられる。
① 対内的効力
② 広義の対外...

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