社会学 第一課題

閲覧数1,461
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    評価Bです。
     ① マルクスとヴェーバーは、それぞれ国家や官僚機構をどのようなものとして理解したか解説しな
    さい。
       それを踏まえて、
     ② 彼らが21 世紀に生きていたら、現代日本の国家と官僚機構をどのように分析するだろうか。マル
    クスとヴェーバーが用いた概念を織り込みながら論じなさい。できるだけ具体例を示すこと。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ①マルクスは、資本主義社会においての国家や官僚機構は利潤確保の奴隷であり、社会主義社会であれば国家の計画や指導は必要ないと理解した。マルクスが明らかにした資本主義社会の原理は、資本家が労働者を働かせ、労働者は労働により賃金以上の価値を生み出し、資本家はその労働者の生み出した賃金以上の利益(利潤)を取得する、という仕組みである。つまり、資本家は利潤によりどんどん裕福になっていき、労働者は労働に対する賃金以上の利益を得られない。このような仕組みの社会では、資本家も国家さえも利潤を追い求めるようになり、貧富の差はどんどん開いていく。その結果、労働者達は貧しくなり苦しむことになる。マルクスは、労働によって価値を生み出している労働者が貧しい生活を強いられ、労働をしていない資本家が利潤を手にしているのはおかしいと、資本主義社会を批判したのである。マルクスが理想としたのは、労働者も資本者も同様に利益を共有し、人々が対等な立場で、国家の計画や指導がなくとも自発的に協力しながら生産を組織化する「社会主義社会」であった。労働者階級(プロレタリアート)が国家権力を直接掌握し独裁することにより、このような社会...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。