【佛教大学】視覚障害教育総論

閲覧数782
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    【設題】
    視覚障害時(盲児、弱視児)に対する指導内容・方法について、自立活動の指導内容および視覚障害児のための教材・教具に着目して説明せよ。
    【2021年度合格】
    購入者がリポートを書きやすいように、テキストからの引用箇所(ページ等)やその他参考文献(ネット等)をしっかり記述しております。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題】

    視覚障害時(盲児、弱視児)に対する指導内容・方法について、自立活動の指導内容および視覚障害児のための教材・教具に着目して説明せよ。
    〔1〕盲児と弱視児について

     視力が0.02未満の者を盲児、0.02以上0.04未満の者を準盲児、0.04以上0.3未満の者を弱視児という区別が一般的に用いられてきた。ところが近年、弱視レンズやテレビ型拡大読書器、あるいはタブレット端末等の性能が飛躍的に向上し、また一般に普及したため、0.01の視力であっても、普通の文字を常用する者の比率が高まる等、従来の区分は適当とはいえない状況になってきている。こうした状況を踏まえ、今後は次のように盲児と弱視児を定義した方がいいと考えられる(註1)。
    【弱視児】

     視力が0.3未満の者のうち、普通の文字を活用するなど、主として視覚による学習が可能な者。このうち、視力が0.1未満の者を強度弱視、0.1以上0.3未満の者を軽度弱視という場合がある。
    【盲児】

     点字を常用し、主として聴覚や触覚を活用した学習を行う必要のある者。
    <弱視児の見え方>

     弱視児の視力値には、一人一人かなり大きな違いがあり、同...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。